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飲食店に入るとき、お客様は何を見ているか?

飲食店は、料理を提供している以上、衛生的でなければなりません。では、お客様の視点からどういった部分を見て衛生的かどうかを判断されているのでしょうか。ここでは、お客様が飲食店に入る時に、その飲食店のどういったところを見ているのかについてご説明したいと思います。

1.飲食店に入る直前に見ている場所

お客様が飲食店に入る直前に見る場所は、お店の門構えになります。例えば、扉の取手がひどく汚れていないか。入口が煤けていないかといった部分を見ています。とはいえ、この部分で「入るのをやめよう」と考えるお客様はそれほど多くありません。

逆に、この時点で「入るのをやめよう」と考えるお客様が多い店舗は、相当ひどい状態になっていますので、すぐにでも清掃を行う必要があります。

2.店内でお客様が見ている場所

①お冷のグラス
店内でお客様が見ている場所は、第1にお冷のグラスです。グラスに汚れやくすみがあると、「しっかり食器を洗っていない」というイメージにつながり、お店のイメージは大幅にダウンします。お客様は、食器の汚れの有無をしっかりと見ています。特に多いのが、食洗器を使用しているケースで、まとめて洗ってしまうため、1つ1つの食器を確認しないまま使用する場合ですね。

食器の汚れ1つで、いくら料理がおいしくても、お客様がリピーターになってもらえない可能性がありますので、食器の汚れはしっかりチェックしましょう。

②トイレの清潔さ
店内や食器がきれいでも、トイレが汚ければお客様は「見えないところは手を抜いている」と感じ、イメージは大幅にダウンしてしまいます。トイレは多くのお客様が使用されるため、お客様の使用方法によっても汚れが発生してしまいます。そのため、営業前に1回清掃しただけだと、お客様による汚れを発見することができずに、汚く見えてしまうことがありますので、営業中であっても定期的にチェックし、清掃することが重要です。

③床やテーブルの油汚れ
中華料理店のような油を頻繁に使用するお店に多いケースが、床やテーブルが油でギトギトになっているケースです。これもお客様に不快な思いをさせることになります。特に、床が油で汚れ、歩くたびに脂が靴についてくるようなお店は、「もう入りたくない」という感情に直結しますので、油汚れについてもしっかりと落としておく必要があります。

以上のように、お客様は衛生的な面から、次にお店を利用するかどうか判断している部分があります。しっかりと清掃し、お客様に気持ちよくご利用いただきたいですね。

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