ミニマリストという言葉が流行って数年経過し、一時期の流行は去ったように感じます。しかし、不要な家財を「断捨離」し、必要なものだけを残すという選択は、ミニマリストだけでなく、どのような家庭でも必要なのではないでしょうか。ついつい衝動買いしてしまったけど、使っていないといった家財を多く眠らせている方、一度、家財の断捨離を行ってみてはいかがでしょうか。
今回は、家財を断捨離するにあたって、その注意点についてご説明したいと思います。
1.断捨離するものに注意
家財を断捨離する場合、必要なものと不要なものに分けることになるかと思います。既に使用していないものや、2個・3個と同じものを持っているものから先に断捨離の対象になるかと思いますが、それが大きいものであればあるほど、断捨離の効果は大きいといえるでしょう。
しかし、大きい家財といっても、棚やラックといったものから、ソファ、ベッドなどの大型家具、掃除機などの電化製品といったように、様々な種類があります。これらを断捨離する場合、すべて大型ごみとして破棄してしまうことはできません。
2.大型家具を断捨離する方法
例えば、スプリング付きのベッドなどは、大型ごみとして引き取ってもらうことができないのです。その場合どうするかというと、ベッドなどを専門に引き取ってもらえる廃棄業者に依頼するという方法と、リサイクルショップに持ち込むという方法があります。
転勤や引越しなど、急を要する場合は廃棄業者に引き取ってもらう方が、早く、確実に廃棄することができますが、どうしても引取料が発生してしまいます。一方、リサイクルショップであれば、運が良ければ下取りでお金をもらうことができる場合がありますので、廃棄にかかる費用が大きく異なります。しかし、状態によっては引取不可といったこともありますので、必ず廃棄できるとは限りませんので注意が必要です。
3.家電を断捨離する方法
家具と違い、家電はリサイクルショップで引き取ってももらえる可能性が高いので、故障していないものについては、リサイクルショップに引き取ってもらうと、廃棄のコストを抑えることができます。また、郵送できるサイズの家電であれば、ネットオークションに出品するのも1つの方法です。この場合、「ジャンク品」として故障した家電を出品することも可能ですが、入札されるかどうかはタイミング次第ですので、すぐにでも廃棄しい場合、ネットオークションは向いていません。
家財を断捨離すると決めても、廃棄方法が明確でなければいつまでも家に残ってしまい、断捨離が完了しません。しっかり廃棄方法を決めたうえで断捨離を実施しましょう。